2008年12月2日火曜日

読書会の進め方について考えよう

SnowCrash @ NWN Land

前回の「読書会に参加しました」の続き。いわゆる読書会にはいくつか目的があると思います。たとえば、
  1. ボリュームがある本を一緒に読み進めることで挫折防止
  2. 内容が難しいものを多数で検討することで理解する
  3. 担当を決めて内容の発表を持ち回ることで、ただ読むだけよりも理解を深める
  4. 内容をネタにして議論を展開する
今回の「Making of Second Life」は内容は比較的平易なので 1の要素は少なそうです。2については、文中で紹介されているのが数年前の事柄であったりすると、最近の参加者では理解しづらいところもあるかもしれません。また、当時の事情を知る人に解説してもらうことで「何故そういう状況になったのか?何が求められていたのか?」など記録では伝わりきらない空気を知ることで理解が深まる可能性があります。3はどちらかと言えば読み方の手法ですが、担当を決めて範囲を絞ることで一人では到達できない深いところまで実際に調査をしたり、記録を探したりすることができて、トータルでメリットがでるでしょう、というやりかたです。

4は少し風合いが違うんですが、私はこれがよいのではないかと思います。
書籍中では「セカンドライフの本質であるクリエイションという要素は、作っている人たちでさえも、その世界をしばらく使ってみた後でないと気がつくことができなかったが、気がついてしまえば これはとても大きな要素であった」というようなくだりがありますが、例えばこれを取り上げて:
  • この要素はSL特有のものだったのか?
  • 他のMMOではそういった要素や可能性はなかったのか?
  • MMO以外で、こういった要素を取り入れている事例はあるか?
  • すべての人がクリエイションを求めているのか?
  • いまのSLは全ての人がクリエイターではないと思うが、では作る楽しさはなくなってしまったのか?
  • SLは初期導入のハードルが高いというが、作る楽しさはどうすれば伝わるのか?
などをトピックとして議論をしてみます。うまく要素や展開を絞っていかないと拡散したり夢物語になったりしそう(それはそれで楽しいけど)ですが、よさそうな点としては:
  • 必ずしも書籍を持っていなくてもテーマがわかれば参加しやすい
  • トピックの粒度を選べば時間調整もできるかも
  • 昔は○○だったんだね~で終わらない
  • 事例展開次第では現在の課題にも通じる考え方がでそう
といったところ。

いくつかテーマをこなしていけば「このときSLはこういう決断をしたけれども、どうしてもよくわからない。なんでなんだろう?どういう意見が多かったんだろう?」など疑問点などもでてくるかもしれません。昨日の会話のなかでは著者を呼べるといいよね、なんて話もありましたが、どうせ呼ぶなら「あなたの本をテーマにして こんな理解をして議論をしたけれども、どうしてもここがわからないから教えて欲しい」と持っていければ「うぉ、オレの本をこんなに読み込んでくれてる!」となるかも・・・。ただ、来てもらって一通りの話をしてもらうんじゃツマラナイですよね? :)

って感じかなぁ。とりあえずまだ6章なので、ガンバッテ読もう・・・。

Comments:

blog comments powered by Disqus